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JSFF「番外編」6/10上映作品

【儿童乐园(Children's Corner)】 2021年 中国

監督:关 皓天 Guan Haotian 23分
物語の中の少年は賀蘭山の麓、寧夏の製鉄所地帯に住んでおり、賀蘭山の向こう側に行ったことがあるとよく想像します。 この夏が終わると、母親が彼を製鉄所から連れ去ることになる。
しかし、出発直前に異変が起こり……。

監督の言葉
「物語の中の少年は賀蘭山の麓にある製鉄所地帯に住んでいます。 ある意味、私の故郷です。 私は5歳まで祖父母と一緒にそこに住んでいました。 かつての鉄鋼工場は、中国北西部にある無数の小規模工業都市の 1つであり、それらの工場が出来たことに伴って発展しました。 しかし、今日あるその場所は、もはや以前のものではなく、廃墟のようです。 今そこで暮らす子どもたちはどんな様子なのでしょうか? この映画の少年は、賀蘭山の反対側がどのようなものかよく想像し、以前そこに行ったことがあると感じます。 母親によると、山の向こう側に巨大な工場があり、その工場の後ろには今でも山が果てしなく続いているという。 少年は母親の言葉を信じず、山の向こうには工場はなく、山の向こうには草原があり、山は見えなくなったとはっきりと見たと話した。」
英中字幕版予告編
(上映時は日本語字幕版です)
タイトル、儿童乐园(Children's Corner)は、ドビュッシーの曲、日本語名「子供の領分」からつけられたもの。

【Isceljenje 】邦題:HEAL 2014年 セルビア 

監督:Ivan Jović 91分

紛争が終わった後も、長い年月に渡り苦しみ続ける人々がいる....。
人里離れた庵に住む正教会の僧侶、その心に今も突き刺さっている喪失感と悲しみ憎しみ。
癌を患った孫を持つムスリムの老人は孫のために祈ってくれるよう彼に必死で頼むのだが、彼らの間には凄惨な因果があった。
セルビアの手つかずの自然の中で描かれる、心の闇と赦しを巡る精神の旅路。
ギリシャ出身のビザンティン聖歌の歌い手ネクタリア・カランツィの悲しくも美しい歌声が映像に沁み渡り、この映画の最も深い部分に光をもたらしている。
予告編だけでも素晴らしさが伝わると思います。
この日の最後の上映。19:35より。

【LOOP】2021年 スペイン 

監督:Pablo Polledri
JSFF International Best Short賞 受賞
Shorts: Small Acts of Rebellion(小さな叛逆の行為)と呼ばれるプロジェクトの中の作品。
社会の中で、人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為を繰り返す。人間は同じ行為

【Yokosuka1953】 2021年 日本 

監督:木川剛志     107分
1947年、戦後の横須賀に日本人の母と外国人の父との間に生まれた木川洋子は、当時の過酷な状況下、養子縁組でアメリカへと渡り母との離別を余儀なくされた。母はどのように生きたのか、SNSをきっかけに彼女のルーツ探しがはじまり、横須賀~アメリカ~八王子を辿る映画には、奇跡的ともいえる出会いが描かれている。
昨年のコンペティションで日本とセルビアを含む東アジア&西バルカン地域の作品を扱うEAWB部門でSILVERWARE賞を受賞した日本の長編ドキュメンタリー作品です。
今春、日本各地で上映が行われていたこともあり、1月の上映会では上映できませんでしたが、ついにJSFFで上映されます。
今を生きている日本人であるからこそ、見るべき作品だと思います。
上映後16:30くらいから木川剛志監督とナレーションを務められた俳優の津田寛治さんをお迎えしての舞台挨拶を予定しております。

【Everything Ahead】2021年 クロアチア/フランス

監督 Mate Ugrin
現代のクロアチアを舞台にした作品。ブランカはケアワーカーとして貸別荘の老オーナー婦人のところで働くためにある島へやってきた。その仕事の任期が終わった後、夏の時期にはその島で観光業の仕事に就いている彼女だが、賃金は低く仕事内容は過酷。
クロアチアの荒涼とした冬の海や賑やかで明るい夏の景色の中で、夢を見出せず、仕事に溶けていく日々を過ごす彼女だった。

【VERTLOG 】邦題:冷たいざわめき 2016年 セルビア

監督Emilija Gasic
時はコソボ紛争後期、NATO軍によるセルビアへの空爆が激しさを増した頃、少女は母親と共に田舎の一軒家に疎開してきた。
戦場の父を想う不安な日々の中、彼女がそこで目にする謎めいた情景は彼女だけではなく、セルビアそのものが背負ってきた悲しく重苦しい戦争の記憶を映し出すかの様。。
暗く怪しくも美しい映像で表現されたセルビアの記憶。
名作「アイダよ、何処へ?」の主演女優ヤスナ・ジュリチッチも出演している作品です。
これは過去日本セルビア映画祭で上映したことがありますが、優秀な作品なのでリバイバル上映します。

【An Excessive Day 】2021年 中国・韓国

監督Zhao Danyang
少女ジン・ソウは大きな荷物と共に今日旅立たなければならない。けれども最後の給料がまだ手に入っていないため、彼女は最近まで働いていたコンビニに向かう。
店長は居なかったが、そこには最近中国から韓国へやってきた少女ユ・ウィが働いていた。
緩やかに明らかになるソウの事情、彼女の警戒心の強さの理由。
この物語には悪人が一人も登場しない。どの人も真っ当で普通の人たち。それにも関わらず、肩肘を張っていなければ生きられない彼女の事情とは。。

[しみ] 英題:STAINED 日本

監督: 小野 遥香
ある日、恋人の正宗に呼び出されたふゆは、いきなりワンピースをプレゼントされ、記念日に着てほしいと頼まれる。
しかし、正宗の予想とは裏腹にふゆは戸惑う様子……。
こちらの作品は1月の上映時にアスペクト比が正しく上映されなかった為、再上映することになりました。
小野遥香監督、ふゆ役の森本あおさん、正宗役の富岡夏生さんによる舞台挨拶は14:30くらいから予定しております。

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